2020-04-05 ◼ 自分を偽ったときの 鏡越しに見る 自分の姿がなんとも哀れで反吐が出るが その反吐を体外に吐き出すことすら出来ず 溜まったまま反吐は体内に蓄積し続け いつしか体を蝕んでいく わたしはやりたいようにやるし生きたいように生きる 他の誰でもない自分の人生だ 誰にも奪わせない 簡単に手放してたまるか こうやって強がってないと、 俺はいつしか 気がついたら どこか知らない場所で 一人静かに死んでいるだろう 人は死ぬときは独りだってさ 何処まで行っても僕はひとりで泣いている