遭逢する瞬間に

 

「売れたい」

 

という言葉に違和感を覚えた

 

別に売れなくていい

流行らなくていいし

バズりたい訳でもない

 

 

売れる

ということは

 

一般の需要に合わせるということで

 

本来自分が表現したいものとは

多少なりとも違ってくるのではないか

 

 

お金のため、生計を立てるためにその活動をしているのであれば

その需要を細かく分析して、いかに効率よく稼げるかを寧ろもっと考えるべきだろう

でもそれはプロデュースする側の話だ

誰かをでも、自分自身を、でも。

 

 

ひとまず写真に触れてみて 私はそう感じた

 

流行る写真なんて撮りたくない

自分の感性を大切にしないで何が得れるか

 

創作活動というのは本来自分のためにするものだろう

 

 

そう思えば 私は

プロになんてなりたくはないし

世間の需要など気にしている余裕はない

 

流行りの実体である

「その他大勢」

の評価なんて実際どうでもいいものなのだ

 

 

それに気づけたこと、

就職して良かったと思うひとつの大きな理由だ。

 

思ったより人は、人生は自由だ